テレビ・新聞報道などで日本の周辺諸国における、核兵器開発のニュースについてご存知の方が多いでしょう。北朝鮮を始め東アジア情勢は緊迫しており、いつ核兵器が我が国に使用されるか分かりません。

また世界中には多くの核兵器が存在しているため、テロリストの手に渡る可能性も排除できません。

日本は戦争で核兵器による民間人の犠牲者が出た唯一の国です。どの国の民族よりも核兵器の怖さを知っています。

核兵器の恐怖に対し、民間人でできることの1つに「核シェルター」があります。スイスでは100%の家庭に核シェルターが設置されているのに対し、我が国日本ではまだまだ普及が進んでいません。

「自宅に核シェルターを設置したい」と思っても、販売・施工を行う企業は限られているのも普及が進まない原因の1つです。

今回の記事では、日本国内で核シェルターの販売・施工を行う代表的な企業を3社ご紹介します。

1.核シェルター作り40年以上を誇る織部精機製作所

①核シェルター

世界中には多種多様な核兵器が存在し、それぞれ破壊力が異なります。そのため、核シェルターの制作には世界基準が設けられています。

スイスで導入されて世界基準は、1メガトン級(広島に投下された核爆弾の50倍)の破壊力に耐えうるものと定められています。

織部精機製作所は平成15年に1メガトン級の核爆発に対応できる、防災シェルターシステムの特許を取得した企業です。確認申請から引き渡しまでトータルでサポートしてくれます。

核シェルターは地下4m以下に設置されるため、核爆発だけでなく地震・火災など万が一の事態にも対応できる能力を有しています。

②家庭用核シェルター(空気清浄器タイプ)

核シェルターは核爆弾の破壊力に耐えうるものですが、地下に設置しなければならずまた規模や条件により異なりますが、概ね2,500万円近くかかります。そのため日本で普及するのは、これからという感じです。

空気清浄機タイプはエアコンのような形状で、特殊フィルターを用い放射性物質や細菌・化学物資が侵入しないようい設計されています。織部精機製作所ではスイス製換気装置を取り扱っており、180万円程度と一般の方にも手の届く価格になっています。

 

2.世界各地の家庭用核シェルターを取り扱う株式会社シェルター

株式会社シェルターは、ドイツ製・スイス製の核シェルター、イスラエル製の家庭用核シェルターを販売・施工する企業です。

株式会社シェルターが取り扱う核シェルターは、1メガトン級の核爆弾の場合2,600m離れた場所であれば安全です。モデルルームで実物を見学できるため、購入前にイメージをつかみやすくなっています。また住宅ローンと合算した支払いも可能です。

一方、家庭用核シェルターは放射性物質や化学物質を排除し、室内を加圧することでガスマスクを着用しなくても快適に過ごせるように設計されています。広さは6~8畳用が一般的です。取付工事は半日程度で、マンションにも設置可能です。

フィルターは湿気を含むと効果が薄れるため、地下用は1年に1回、地上では2年に1回の割合で交換が必要です。代替機は5万円程度、メンテナンス1回につき8万円程度必要です。

3.様々な場所に家庭用核シェルターを設置できるSPシェルタープランニング

SPシェルタープランニング最新のコンパクトモデルの家庭用核シェルターを販売・施工する企業です。放射性物質・細菌・毒ガスをフィルターで除去します。エアコンサイズで場所もとらず、半日程度で設置可能です。

一戸建て・マンションの和室や洋室は勿論、地下室・オフィス・倉庫。ガレージにも設置可能です。停電時でも、手動で安全な空気を取り入れるポンプを起動できます。

家庭用核シェルターは、核爆発による衝撃や熱風を防ぐことはできませんが、人体に有害放射性物質などには有効です。放射性物質の人体への影響は、7時間後で10分の1、2日後に100分の1、2週間後に1,000分の1、14週間後に10,000分の1にまで軽減されます。

<核シェルター企業それぞれの特徴を知ることが重要となる>

戦後70年以上を経過し、日本は被爆国でありながら核兵器の恐ろしさを知る方は徐々に少なくなりつつあります。しかし、最近の東アジア情勢から核兵器の恐怖に備えようという方が増えつつあります。

核シェルターの販売・施工を行う業界は新規参入が難しく、また核兵器の恐怖が顕在化するまではインターネットで情報検索されるのが中心でした。しかし、最近はマスコミで報道されるなど関心が高まりつつあります。

核シェルター各社は独自の施工技術や輸入・販売ルートがあり、取り扱う核シェルターや家庭用核シェルターもそれぞれ異なります。

今回の記事を読んで、ご自身のお住まいの環境や予算などを考慮し「核シェルターにするのか?」「家庭用核シェルターにするのか?」を判断する一助になればと思います。